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TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2016　関西シリーズ第3戦

2016/9/25

2016年9月25日（日）「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2016」関西シリーズ第3戦が、62台のエントリーを集め、三重県・鈴鹿サーキットにて開催された。シリーズ全4戦中2戦を終え、関西シリーズも今大会から後半戦に突入した。

前日の雨模様から一転、晴天のドライコンディションのAM8時30分よりA/Bグループの2組に分かれ公式予選が行なわれた。まずはAグループ。全31台・20分間のタイムアタック。続いて行われたBグループ公式予選も、Aグループと同じく、31台・20分間のタイムアタックがはじまった。序盤からトップタイムが次々と更新される、白熱のタイムアタックとなった。
今回は当ネッツフクイレーシングチームより3台がエントリー、当社からは＃170田中龍斗選手、＃291東昭彦選手、(有)福岡鈑金塗装から＃922 福岡滋選手が同Bグループ公式予選に出走した。
今回初めてのエントリーとなった#170田中龍斗選手は、31台が走る混走状態の中走り切ったが、ブレーキに違和感がありABSの不調があるとの事でタイムは伸びなかった。20分のタイムアタックが終了し公式予選の結果、＃291東昭彦選手は31台中24位で、練習の機会が少ない中意地を見せ予選を通過した、＃170田中龍斗選手は31台中28位にとどまり予選落ちの結果となった。また、＃922の福岡滋選手は31台中11位通過と久しぶりの参戦とは思えない走りを見せた。

約3時間のインターバルをおき、コンソレーションレース（予選落ち選手によるレース）・決勝レースが行われた。まずはコンソレーションレース、全14台、周回数4のレースがはじまった。このレースには＃170田中龍斗選手が出場し、グリッド順は7番グリッドほぼ中間位置からのスタートとなった。　
スタート直後1コーナーへ次々と飛び込んでいく中順位を維持しつつ走行していたが、コース後半のシケイン進入時に予選時に訴えていたブレーキ不調によりコースアウト、大きく順位を落とすこととなってしまった、レースは何とか少し順位を取戻し11位でのゴールとなった。

続いて行われた決勝レース。クリーンスタートでフルグリッド48台・周回数8の決勝レースがはじまった。＃291東昭彦選手は最後方48番グリッド、＃922福岡滋選手は、22番グリッドからのスタートとなった。上位が目まぐるしく順位が入れ替わる中、レース中は色々な所で接触が相次ぐ混戦が繰り広げられた、＃291東昭彦選手も他車との絡みの中で130RコーナーでスピンしIN側のスポンジバリアに接触！緊急ピットインとなり、メカニックの必死の応急処置にてレースには復帰できたが、他車とは大きく差が広がってしまう結果となってしまった。＃922福岡滋選手は混戦状態の中、落ち着いた走りで少しずつ順位を上げていく、レースは中盤以降も各地で接触が相次ぎイエローフラッグが各コーナーで出たりやリタイアする車両も数台出る荒れた展開となった。　＃291東昭彦選手はクラッシュした車両ながらなんとか完走し48台中45位でチェッカーを受け、＃922福岡滋選手は途中他車との接触もあったが着々と順位を上げ48台中17位でチェッカーを受けた。

接触が相次ぐ荒れたレースであったため、レース後次々といろんな選手が事務局に呼び出しを受ける中、上位入賞者に車両レギュレーション違反が見つかるなど、レース後も荒れた展開となった。
最終結果は＃291東昭彦選手は48台中43位、＃922福岡滋は48台中15位となった。

関西シリーズはこれで第3戦が終了、残すは第4戦/最終戦となった。次回最終戦の開催は約1か月のインターバル。10月29日（土）30日（日）、今大会と同じく鈴鹿サーキットにてSUPER FORMULA最終戦 JAF鈴鹿グランプリとして開催される。
次戦もネッツフクイレーシングチームとして(有)福岡鈑金塗装様を含む3台、当社NetzFukuiRacingProjectとして2台での参戦を予定しておりますので、今後もご理解ご協力と声援を宜しくお願い致します。

○おまけ（レース期間中の一コマ）