REPORT Vitz Race

TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2017 関西シリーズ第3戦 in 鈴鹿サーキット

 2017年9月24日(日)長かった残暑もようやく峠を過ぎた頃「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関西シリーズ第3戦」が三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われた、エントリー台数は今シーズン最多の58台。レース時のフルグリッドは48台のため、予選は2組に分かれて行われる。 今回は「GSSジャンボリー in SUZUKA」という一般のユーザーが参加するサーキット走行会イベントの中にJAF公式戦がサポートレースとして開催される少し変則的な大会であり、いつものレースとは違い少しアットホームな雰囲気が漂っていた。

  早朝、6時30分より公式車検が行われる、今回当チームから参戦するのは#291栗原選手、#922「福岡鈑金NUTECμVitz@テイク」渡辺選手の2名、当社からも2名出場の予定であったが直近で色々な要因が重なり1名のみの出場となった。 #922号車で出場する渡辺選手は前々日の金曜日にも練習を行っていたがその際、130Rコーナーにて操作ミスによりクラッシュし横転、車両の損傷から出場も危ぶまれたがサポートしている福岡鈑金㈲の必死の修理により何とか出場できるよう車両を直してきた状況であり、他の選手からも称賛を買っていた。



 公式車検終了後、Aグループの予選時刻が迫る、ピットロードが解放されると各車一斉にピットを飛び出し出走順を決める、「速い人の後ろに付いてタイムを引っ張ってもらいたい」、「誰よりも早く出走し、他車の影響を受けたくない」など、各選手の思惑が伺える、そうして8時30分、Aグループ公式予選が開始された、#291栗原選手が出走し少しでも良いタイムを目指す、2周目を周回し少しずつタイムが上がってくる、その最中タイムを競う殺伐とした状況の中で#291号車が他の車両と接触してしまう、辛うじて大きな損傷は負っていなかった為、走行を続けるがなかなかタイムは伸びず20分の予選の時間が終了となった。間髪入れず続いてBグループ公式予選が開始される、こちらには#922渡辺選手が出走、車両は前日ギリギリまでの突貫修理後であり少し不安があったが、走行開始から好調な走りを見せる3周目には2′48″144を記録その後も更なる更新の為にアタックを行ったが予選の時間は終了。公式予選が終了し順位が発表された、#291栗原選手はAグループ29台19位で予選を通過、#922渡辺選手はBグループ27台中6位の高順位を獲得し、2台とも決勝レースへと進むことになった。



 予選終了から決勝レースまでは約5時間のインターバルがあるため、その間に車両のメンテナンスが行われる、まずは先の予選で他の車両と接触した#291の修理が行われた、損傷は右フロントフェンダ付近の損傷であったが、内側にフェンダが変形したことによりフロントバンパーが固定できない状態であった、そこでフェンダの修理を行うためにバンパー、ヘッドライトを取り外し、手作業での板金修理を行う、ハンマーで叩きながらなんとか形を出していくが専門のエンジニアではない為なかなかうまくいかず四苦八苦しながらの修理となった、その後は走行で削れたタイヤのメンテナンス、ブレーキ周り点検など今回参加してもらった営業スタッフにも手伝ってもらいながら作業を行った、今回は走行会イベントの中での開催の為、いつもよりも時間に余裕があり新人のエンジニアにレースでの使用で車両の損傷の仕方など細かくアドバイスが出来き、大型レースイベントの時にはできない体験をしてもらえた。



 14時30分、決勝レースのスタート前進行が開始される、#291栗原選手は37番グリッド、#922渡辺選手は12番グリッドに付く、決勝スタート前に選手からは緊張感が伝わってくる、天気は少し曇り気味だが路面コンディションは悪くない。14時45分になりフォーメーションラップ開始される、1周を周回し各車再びグリッドに付いたところでシグナルが点灯を開始する、シグナルが全灯から消灯ブラックアウトになりコース上の48台が一斉にスタートした、全車1コーナーへなだれ込み大混戦 #291、#922両者接触もなく通過する、その後もテールトゥノーズ、サイドバイサイドのバトルが各所で発生する中、#291栗原選手はスタートした辺りの順位を維持しつつ上位を狙い前方を走る車両にプッシュをかける、#922渡辺選手は2日前の横転クラッシュにもかかわらず冷静な走りを見せ周回を回るごとに少しずつ順位を上げていく、#291栗原選手も順位を上げつつもさらに上位を目指す、レース中盤には上位陣の熾烈な順位争いが過熱し目まぐるしく順位が入れ替わる、上位陣だけにとどまらず各コーナーでラインがクロスするような展開が各ポジションで起こり目が離せない展開となっていた。そうして終盤まで激しいバトルが繰り広げられる中、8周のレースにチェッカーフラッグが振られる、#291栗原選手は1つ順位を上げ36位、#922渡辺選手は9位まで上昇しポイント圏内に入ることができた。



#291の予選中の接触、#922のレース2日前の横転などレース直前に色々なアクシデントがあったが「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関西シリーズ第3戦」は無事幕を閉じた。

次回のレース参戦予定は、10月8日(日)富山県高岡市で行われる「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジカップ in 高岡万葉」へ参戦する、勝山に続く2度目のラリーへの挑戦となる。 

今後もレース、ラリーと活動の幅を広げながら引き続き活動を行っていきますので応援とご協力をお願い致します。

◯ レース中の様子


・#922は2日前の練習中にクラッシュし横転、サポートの福岡鈑金(有)の必死の修理で何とか参戦してきた

・今回もメンテナンスを全員に手伝って頂きました、普段の車では見られないレースでの激しい消耗を見ることができた

・車両メンテナンス時には、新人エンジニアも交えてベテランエンジニアからアドバイスを受けながら作業を行った

・スターティンググリッドでは緊張感がありつつも、みんな良い表情を浮かべる

・ネッツ石川さんの「ナナガールズ」彼女たちのおかげでピットに華がある


・9位に入賞した#922チームいい表情である

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