REPORT Vitz Race

GOOD YEAR Vitz & 86/BRZ Dream Cup 2016 6時間耐久レース in 富士スピードウェイ

 2016年12月18日(日)師走年の瀬に近づき、寒さがひとしお身にしみるころ今年の締めくくりとなる「GOOD YEAR Vitz&86/BRZ Dream Cup 2016」富士スピードウェイ6時間耐久レースが開催された。

 “日本初”のナンバー付き競技車両によるJAF公認6時間耐久レースとして、モータースポーツ界に新たなジャンルを築き上げてきた“GOOD YEAR Vitz&86/BRZ Dream Cup”。 “冬の6耐”とも呼ばれ、1年に一度のお祭りとして、1年の締めくくりとして、手軽に多くの方に参加できるイベントとして、2011年から今年で6年目を迎え、今年は86/BRZクラス:21チーム、Vitzクラス:28チーム、合計49チーム 総勢165名のドライバーによって争われ、今年もSUPER GTなどで活躍している著名なドライバーなどが参戦し2016年を締めくくるに相応しい大会となった。

 12月18日(日)当日朝は気温は低いが晴天に恵まれ、絶好のレース日和となった1day開催の為、早朝6:25

 より車検、装備品チェックなどが行われた、ここで給油口に封印が施され、レース中まで燃料は触ることが出来なくなった、しかし、当チームは170号車ドライバー2名の装備品でトラブルがあり、早朝から不安にさせる展開となった。

 今大会も当社ネッツフクイレーシングチームより3台がエントリー、当社は#170はAドライバー齋藤 優也選手、Bドライバー田中 龍斗選手、Cドライバー村嶋 寿晃選手、の3名、#291はAドライバー栗原 克佳選手、Bドライバー東 昭彦選手の2名、おなじみ(有)福岡鈑金塗装から#922 はAドライバー福岡 滋選手、BドライバーはSUPER GTに参戦している久保 凜太郎選手、Cドライバーはレースクィーンで86 Race Proクラスやラリーにも参戦している、いとう りな選手、Dドライバー渡辺 祥史選手の4名のドリームチームでの参戦となった。

 コースはドライコンディションの中、7:55よりまず86/BRZクラス予選8分間、続いてVitzクラス予選12分の公式予選が始まった。予選方式は各チームAドライバーがアタックをし、タイムごとに決勝スターティンググリッドが決まるレギュレーション。6時間の耐久となるため少しでも前のグリッドを目指しアタックするチーム、燃費を気にしてタイムを抑えるチームと戦略が様々あり、耐久レースはすでに始まっているのだと改めて感じさせる内容であった。

 当チームは3台とも無理をせず堅実な走りを選択し、6時間の耐久レースに備えることとした。

 18分のタイムアタックが終了し公式予選の結果、#170齋藤 優也選手は28台中23位、#291栗原 克佳選手は28台中25位で、#922の福岡 滋選手は28台中18位、後方からのスタートとなるがほぼ予想通りの結果となった。


 ドライバーズブリーフィング、出走前点検を済ませ、10:00に6時間に及ぶ決勝レースがスタートした。 スタートは通常のグリッドスタートとは違いローリングスタート方式。それぞれのクラスがペースカーに先導され1周のローリングラップ後、コントロールラインを通過するところからレースがスタートした。 両クラスとも長い耐久レースのスタートらしくトラブルもなくキレイに隊列を組んだまま1コーナーへと進入していった。

 レギュレーションで1度に給油できる燃料の量は決められており、給油回数は各チームごとに作戦が違うこともあり、開始から攻めていくマシンや、燃費を維持する走りで行くマシンなど、開始直後から順位は目まぐるしく入れ替わっていた。また86/BRZの台数が昨年の倍の台数がエントリーし、速度差の異なるVitzと混走しているため、コース上は早々に混沌とした展開となった。

 スタートドライバーの連続走行時間は60分未満、給油レーンの開放が65分後からとなっているため、1時間以内にドライバー交代のピットインを行わなければいけない。 まずは#922 福岡選手から久保選手へ、続いて#291 栗原選手から東選手へ、そして#170 齋藤選手から田中選手へ順次ピットインし、レース開始後初めてのドライバー交代ピット内は混乱もなく終了した。


 開始から65分経過後から給油レーンが解放され、次々とガソリンスタンドに入るマシンも増えてくる。給油時のピット滞在時間は昨年の8分以上から、7分以上に改訂され他の車両と給油が被らないようにタイミングの戦略も問われることとなった。 チーム3台とドライバーと連絡を取りながら#291も給油とピット作業への準備をいていた最中、#291がピ緊急ピットイン。 「チェックランプが点灯し、エンジンが吹けない!」とのドライバーからの指摘があり、ピットに入れて復旧を行うこととなった。 診断機の結果は「3番気筒の異常」が表示され点検を行うと、3番気筒の圧縮がおかしいと判断。 考えられる点検をするためエンジンヘッドカバーを外すことになった。 ヘッドカバーを取り外したところ、カムのロッカーアームの脱落が発覚し、修理の為ピット作業が続くこととなってしまった。そんな最中 #922 給油を済ませ久保選手からいとう選手に交代と、タイヤ交換作業に入ったが、#922スタッフのおかげで何とか作業を済ますことが出来た、しかし、#291が修理中のところ#170 の燃料残量が厳しくなり、#291修理と並行して#170 の給油とタイヤ交換などのピット作業準備を行うこととなった。

 ピット内は混乱した展開となり、危うく#170 の田中選手から、村嶋選手への交代時に装備品ミスが起こるところであったが、何とかその場を乗り越え、#291、#170ともにレースに戻れることとなった。


 その後のレースは、その他のチームも大きなトラブルもなく各車両着々と給油、ピットを重ねていくこことなる、ピットタイミングなどで各順位が激しく入れ替わる中、ピット滞在時間などでペナルティを受けるチームなども出てきが、レース自体は多少の接触等あってもクラッシュ等もなく順調に進んでいた。

 チェッカーの20分前には給油レーンが封鎖され給油が出来なくなるため、どのチームもどのタイミングで最後の給油とピットインを行うのか作戦が凶と出るか、吉と出るかの終盤に差し掛かってきた。

 我々のチームも#922 が久保選手に、#291が栗原選手へ、#170は村嶋選手へと各アンカードライバーへ交代していった。最後のスティントを走行するなか、#922 の久保選手がファストテストラップを記録。 SUPER GTドライバーとしてさすがと言えるラップをたたき出した。 しかし、その後#922はドライバーの操作ミスによりエンジン出力がでなくなり、タイムが伸び悩むこととなってしまう。同様にラストスパート中の#170 もドライバー操作ミスにより#922と同様のトラブルが発生し、こちらもタイムが伸びない状況となってしまった。

 そして、空が夕焼けになってきたころ、コース上の時計が6時間を指し各チームファイナルラップへ、#922は28台中6位、#170は28台中21位、#291は途中修理していたこともあり28台中27位で各車両チェッカーを受け、6時間の長い耐久レースを完走することが出来た。

 最終結果は#922 福岡/久保/いとう/渡辺チームが6位入賞プロレーサーが参加する凄さを見せてくれた。#170 齋藤/田中/村嶋チームは21位、3人中2人が富士スピードウェイ初走行だったが予選時よりも順位を上げることが出来た。#291は途中のトラブルもあり27位であったが、その修復作業などチーム一体となって完走までこぎつけることが出来た事を評価され、ネッツフクイレーシングチームは「ベストサポート賞」を受賞することが出来た。


 当社NetzFukuiRacingProjectとしての本年度のレース参戦はこの、「GOOD YEAR Vitz&86/BRZ Dream Cup 2016」をもって最後となりました。 本年度は新人ドライバーの3人起用、度重なるクラッシュと修理など例年より大変な活動でしたが、会社の支援とレースの度にスタッフを派遣していただいた店舗の方々のご理解とご協力によって続けることが出来ました。「皆様、まことに感謝申し上げます。」

 来期2017年の参戦予定はまだ未定ですが、今後もレース活動を主体にいろいろな活動を行っていきたいと考えております。 今後もNetzFukuiRacingProjectを宜しくお願い致すとともに、ご声援とご理解ご協力をお願い致します。

○レース期間中の様子


□晴天に恵まれ富士山が綺麗でした。

□今回もピット内には横断幕を掲げています。

□ 早朝、日の出前には準備が始まりました。

□ 燃料を限界まで入れるため、車両を傾けたりします。

□ レース前にタイヤ交換などピット作業の練習を行っています。

□ PCを使用して戦略等を練っています。

□ 恒例のスターティンググリッド集合写真。みんないい顔しています。

□ ピットのタイミングなどで目まぐるしく順位が変わるため、まれにチーム内バトルの場面も。

□ 混走する86/BRZはタイヤの性能差もありスピードレンジが違うためコーナーリング中でも容赦なくプッシュしてきます。

□ レース終了時には丁度夕日が沈む時間でした。

□ 終了間際は全員でアンカーを務めたドライバーを迎えに

□ 初めての表彰台に緊張しながらも待機する面々

□ 表彰台へはチーム全員でのぼり、みんないい顔しています


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