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TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 関東シリーズ第3戦

 2018年7月21日(土)、22日(日)盛夏の時期に「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関東シリーズ第3戦」が富士スピードウエイにて「ザ・ワンメイクレース祭り 2018富士 SUMMER」のイベントの1つとして開催された。普段はスーパーGTやスーパーフォーミュラなどのビックイベントのサポートレースとして開催されている「ワンメイクレース」が、主役となって熱いレースを繰り広げられるイベントとなっており2日間で5カテゴリー、10レースが開催された。

  普段は関西シリーズをメインに参戦しているが、レーススケジュールが社内行事などと重なり関西シリーズでの参戦ができないことから、今回は激戦の関東シリーズへの参戦となった。

  梅雨が早々に開け7月としては異例の猛暑が続く中、エントリー台数は81台とかなり多くの台数が集まった、大規模販売店が多いだけでなくやはりここでも「ワンメイクレース」の盛り上がりを感じさせる、関西に比べVitz GR Sport Racing packageを使用して出場するチームも多く、今年から登場した「CVT車両」でのエントリーも目立ち関西シリーズとはまた違う熱気に満ちていた。当チームはGR Sport Racing packageの#170に山本治樹選手、前期型の#291に小林拓哉選手が搭乗し、2台体制での参戦であった。


 ドライバーとメカニック数名は金曜日に入り、専有走行枠にて練習走行を行い、少しでも富士スピードウエイのコースに慣れてもらう、そして土曜日早朝7:00より公式車検が行われた、2台とも無事に車検を通過する、その後ドライバーズブリーフィングにて運営等の連絡を受けた後、9:35より30℃超える暑さの中予選走行が行われた。今回は81台と多くのエントリーがあったためA組、B組に分かれての予選となったが40台ものマシンが一斉にコースインしタイムを競う、当チーム#170山本選手、#291小林選手ともA組のため他のマシンと共にコースイン、金曜日に練習を行っていたとはいえ慣れないコース、多数のライバルに苦戦を強いられる#291小林選手は後半セクションレクサスコーナーで何度もコースアウトしながらも必死にタイムを刻んでいく、#170山本選手もアタックを行うが他のマシンとの絡みもあってタイムが伸び悩む、そうこうしているうちに15分間の予選が終了してしまう。


 

 結果的には、#291小林選手はレクサスコーナーでのコースアウトによる「ランオフエリア走行」のペナルティにより最速ラップを抹消され、#170山本選手もピットイン時にコースラインを跨いでしまい「ホワイトラインカット」により訓戒処分を受けてしまう、予選結果は#170山本選手は39位、#291小林選手は37位と苦しい結果となり、決勝レースへ勝ち残る事はできなった。


 しかし、我々のレースはこれで終わりではない、日暮れ前に予選に通らなかった選手によるコンソレーションレースが行われる。予選落ちとはいえ81台エントリーがあったためコンソレーションレースの台数は25台にもなり、地方のシリーズ戦並みの台数になっていた。#170山本選手は23番グリッドから、#291小林選手は19番グリッドからの出走となる。


 17:00にスタート前進行が行われ各車両グリッドへ整列する、緊張感が高まる中17:20シグナルが点灯からブラックアウト、25台が一斉にスタートしコンソレーションレースが開始された、#291小林選手はスタートに失敗し失速してしまうが、その直後1コーナー、コカコーラコーナーで相手のスキを突き2台を抜く、そして最終コーナーでも1台を抜き、スタートの失敗を取り戻すことができた、#170山本選手も好調な走りを見せ着々と順位を上げていく、各所でバトルが起こる激しい展開を繰り広げるレース中盤に#291小林選手がレクサスコーナーに差し掛かったところで他車2台と並び3ワイド状態での進入となった、そんな激しいバトルの最中最外側にいた#291小林選手の左側面に1台が接触、姿勢を崩しながらもなんとかコースアウトは免れた、車両の損傷は支障のないレベルだったが、その際にラップタイマーのセンサを破損し自分のタイムが分からない状態でレースを続けることになった、そうした激戦の中#170山本選手が#291小林選手に追い付く、同じチームとはいえライバル同士果敢にアタックを仕掛けていく、最終コーナーを#170山本選手が決め接触するかと思うほど肉薄するが最後まで抜き切ることはできなかった、そうして激しい接近戦を繰り広げながらも4周を消化、#291小林選手、#170山本選手ともチェッカーを受け、コンソレーションレースは終了した。


 予選落ち選手によるレースとは思えない激しい接戦の展開だったが、最終結果は#170山本選手が25台中15位、#291小林選手が25台中14位となり、2台とも大きく順位を上げる好結果となった、特に#170山本選手は10位以上順位を上げることができた、若手の2人はペナルティなどのミスがあり、惜しくも決勝レースには残れなかったが、コンソレーションレースではドライバーとして大きく成長したことを実感できる内容であった。


 

 そうして我々の「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関東シリーズ第3戦」は幕を閉じた。22日には決勝レースを見学し、上位選手の熾烈な展開を見て改めてレースの難しさと楽しさを学ぶ事ができた。

 次回の参戦予定はラリー競技での参戦、8月26日(日)「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 西シリーズ第7戦 丹後半島」京都で行われ昨年は台数が多く抽選に漏れたが、今年こそは参戦したいと意気込んでいます。 

 今後も引き続き活動を行っていきますので応援とご協力をお願い致します。

 

○ レース中の様子



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